ぶんげいしゃだより

都内のどこかにある「ぶんげいしゃ珈琲店」。今日も本好きが集まって、本について話に花を咲かせます――。by 文芸社

生活保護!? 福祉!? 今だからこそ読むべき一冊!

 

 

決まった時間にAモーニングをご注文される、 京都のクーベリックさんから、

話題本のおしらせです。

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4月3日の日経新聞朝刊一面の「春秋」で紹介され、

今話題になっている本があります。

2004年に単行本として刊行されたものを、修正・解題し文庫化された本です。

生活保護についてさまざまな議論がされている今だからこそ、

是非、読んでもらいたい一冊です。

 

『フクシノヒト こちら福祉課保護係』 原案:役所てつや/著者:先崎綜一

役所で生活保護を扱う部署に配属された新入所員を主人公とし、生活保護受給者や

先輩ケースワーカーとの関わりの中で成長していく姿を描いたものです。

あえて理想的な職場(区役所保護係)を舞台とし、それでもなお困難な生活保護の

実情につき、真剣に、しかし時にコメディータッチで描いた群像劇です。

福祉・生活保護・公務員に関し様々話題となっている昨今、

このジャンルに関わっている人々はもちろんのこと、

すべての若者にとって問題意識や気づきを得られる作品です。

 

大垣書店イオンモールKYOTO店の展開の様子を紹介します。

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書籍詳細 : 【文庫】 フクシノヒト - 文芸社