ぶんげいしゃだより

都内のどこかにある「ぶんげいしゃ珈琲店」。今日も本好きが集まって、本について話に花を咲かせます――。by 文芸社

文芸社から絵本を無料出版!

4月になりました、新宿御苑はお花見で大盛況です。

そんな中、文芸社で編集者をしている紅茶党のクライバーさんが、

「最近うれしいことがあった」と教えてくれました。

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文芸社出版文化振興基金主催の「えほん大賞」は過去11回開催され、

予想を超えるたくさんの応募がありました。

惜しくも落選したけれど、まだまだ素晴らしい書き手が眠っています。

そこで過去の「えほん大賞」の応募作品から特別に無料出版該当作品を選定しました。

 

白熱した選考会の議論の末に無料出版する作品を決め、

著者に受賞決定の連絡をしたところ、

フルカラー漫画のお手紙が送られてきたんですよ。

 

「出版を目標、夢とし、描き、応募したものの、いざ選ばれると、

僕なんかで良いのだろうか? と、不安も募ります。…と思う一方、

正直、やっぱり、うれしさが勝ってるのは、言うまでもありません。」

――添えられたお手紙にも率直な言葉で出版への想いがつづられていました。

こうした著者の熱い想いに触れると、私もいい本にしたいなぁと

あらためて気合が入りますね。

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今回は、実際にいただいた無料出版のご連絡を差し上げて、

ご返信とともにお預かりした漫画を特別に公開します!

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付け加えて、ただ今、第12回の作品を受付中ですよ。

第12回えほん大賞 - 文芸社